ボストン駐在妻のLittlepondです。
2018年よりマサチューセッツ州ボストン郊外に住んでおります。
このブログでは、これからボストンへ来る方、生活を始める方へ、現役駐在妻の立場から情報を発信しております。
今回は、これからボストン生活を始めるとなったら行ってみてほしい「無料の観光スポット」をご紹介していきます。
ボストンに着いたばかりで「ボストンってどんなところ?」と思ったら、まずは気軽に行けるこちらを訪ねてみるのをおすすめします。
ボストンコモン&パブリックガーデン
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これから「ボストンで生活を始める」という人はもちろん、観光で来た人にもおすすめなのは「ボストンコモン」と「パブリックガーデン」です。
二つの広場(公園)は大きな一つの公園にも見えますが、実は道路を挟んでボストンコモンとパブリックガーデンに分かれています。
パブリックガーデン側は、1837年に「アメリカで初めてできた公園」です。
童話「かもさんおとおり(Make a way for Duckring)」の舞台となったのが、このすぐ近くを流れるチャールズ川と、パブリックガーデンの池。
かもさんの像は子供から大人まで、アメリカ人ならみんな知っている絵本に出てくる「リアルなかもさん」に会えるので人気の撮影スポット。
観光シーズンは撮影待ちで列ができていることもあります。
池にはスワンボートがありますが、日本人が想像する「足こぎのスワン」ではなく、みんなでベンチに腰掛けて乗るタイプなので、思ってたんと違うスワンボートに出会えるはず。
(スワンボートは有料です)
パブリックガーデン内にたくさんいるのがリス。
リスできゃーきゃー騒いでいるのは間違いなく観光客。リスなんてこのエリアでは当たり前に、そこらじゅうにいるので、ボストニアンたちはあくまでも冷静にスルーします。
「リス、リス〜!」と大騒ぎしていると、外国から来たばかりの人だと思われますので、心は落ち着いて「おー、リスいっぱいいるわ〜」とクールに堪能しましょう。
ちなみに、リスには細菌が多いのでアメリカ人は絶対に触りません。アグレッシブなリスは平気で人間に乗って来たり、足を登ってきたりもするので、近づきすぎには注意です。
ボストン公共図書館
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絵葉書スポットの記事でも紹介していますが、ボストンのパブリックライブラリー(公共図書館)は無料とは思えないほど芸術的で、見ていて飽きない空間です。
旧館はこのとおり、歴史的な建造物の一つなので観光客も多いですが、隣設の「新館」はごくごく普通の図書館で、子どもが遊んだり絵本が読めるコーナーもあります。
時間があるときにゆっくり子連れで訪ねてみるのもおすすめ。
新館はボイルストンストリート側が入り口で、ボストンマラソンのゴール地点のすぐ近くです。
USSコンスティティテューション号
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フリーダムトレイルで「チャールズタウン側」にあるUSSコンスティテューション号は、歩き疲れて多くの観光客が到達を諦めてしまうスポット。
トレイル制覇でチャレンジするより、別の日に改めて行くのがおすすめのスポットです。
ボストンにたくさんある「アメリカ最古シリーズ」で、こちらは「アメリカに現存する最古の戦艦」と言われていて、なんと現役で使えるそう。
まず、こちらのビジターセンターでセキュリティーチェック(荷物チェックと金属探知機)を通り、コンスティテューションの見学ツアー(30分ごとに出発)に参加します。
ビジターセンターの出口あたりで待っていると、ネイビーのスタッフが次のツアー(見学回)の案内をしてくれて、説明を聞いたら船内へ連れて行ってくれるので、自由に見学ができます。
狭い船内ですが、船員さんがどうやって食事をしていたのか、船長さんはどんな部屋にいたのかなど、じっくり見ると20分〜30分はあっという間。
船内を見て、デッキに出てみると帆の大きさは圧巻です。
このコンスティテューション号は、7月4日の独立記念日に海に出て、船体の方向を変えてまた戻って来ます。
また、コンスティテューション号の隣には、カシン・ヤング号も停泊しています。
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第二次世界大戦中に日本の神風特攻隊の攻撃を受けて、一度は海底に沈んでしまったカシン・ヤング号ですが、引き上げられて現在はこのネイビーヤードで船内も一般公開されています。
日本人的には「日本と戦った戦艦」は非常に興味深いもの。
一度は沈んだ船なのに、何ごともなかったかのように停泊するカシンヤング号を見学すると、すごい国に来ちゃったんだな〜、と感慨深くなるはずです。
いががでしたでしょうか?
ボストンへ来たら、時間のあるときにゆっくり訪ねてみてほしい「無料スポット」をご紹介しました。
ボストンの気持ちいい海風と歴史を感じられる場所なので、これからここに住む人も、観光でいらした方も、ボストンらしい景色を堪能してみてくださいね。