ボストン駐在妻のLittlepondです。
これからボストンへ駐在・赴任・留学などでいらっしゃる皆さんへ情報をお伝えしているブログです。
今回は「ボストン駐在妻的フェンウェイパークの楽しみ方」をまとめました。
野球なんて興味ないし、フェンウェイパークに行っても楽しめるのかしら?でもボストンに来たら行けって言われるし……
そんな皆さん、心配はご無用です。
ボストンレッドソックスの本拠地フェンウェイパークは、ボストン滞在中に一度は訪れてみてください!
私は大谷翔平もエアロスミスもフェンウェイパークで観ましたし、ここで飲むビールの美味しさにもすっかりハマってしまいました。
駐在妻的にも楽しめるフェンウェイパークの歩き方をご紹介します!
野球のチケットが購入できるサイト
まず、チケットの購入方法から知りたい方はこちらをご覧くださいませ。
フェンウェイパーク・レッドソックス(Red Sox)公式ページ
Official Boston Red Sox Website | MLB.com
レッドソックスの公式サイトからは、試合スケジュールの確認とチケット購入ができます。
トップページ左上の「TICKET」のタブをクリックし、日時や座席、枚数などを入力し、クレジットカードで決済します。
オンラインで購入するとチケットのバーコードがメールで送られてくるので、スマホに保存し、ゲートのスキャナーにピッとスキャンすると入場できます。
フェンウェイパークは座席の間隔もそれほど広くはなく、バックパックなど大きな手荷物は持ち込めません。座席や足元にも置けないので、荷物は最小限で行くのをオススメします。
また、オンラインで購入できない人は、当日券を直接ゲートEで購入するか、チケットオフィス(877-733-7699)に電話をして、日時、席数の希望とクレジットカード番号を伝え、コンファームナンバー(予約番号)をもらう方法もあります。
アメリカ最古の球場を楽しむ
フェンウェイパークはなんといっても古さが魅力の球場。アメリカ最古の球場で、ベーブ・ルースも活躍した場所です。
野球の試合がある日は、昼間から球場周辺のバーやレストランが賑わっていますので、アメリカ人も初めて来ると「フェスティバル(祭り)か?」と思わずつぶやくそうです。
球場には入らず、ただ飲みに来るだけの人も多く、酔っ払いもいますので、あまり無防備な格好で歩いたり、手荷物を置きっぱなしは絶対にやめましょう。
アメリカで一番古い球場
ボストンに多いレンガ作りの建物と古い看板は、古き良きアメリカの球場を絵に描いたようなイメージ。
ここでも写真を撮っている人がたくさんいます。
試合中はバッターボックスの選手とピッチャーが大きなスクリーンに映し出されます。
スクリーンは最新ですが、球場自体はすごく古いので、そのコントラストも楽しみましょう。
フェンウェイパークの良さは、なんといってもその小ささ。スタンド席の後ろの方でも、選手の動きはわりとしっかり観られます。
野球に詳しくない人でも、最低限のルールさえわかっていれば、ビューン、バシッなど選手の足の速さや、ボールの速さがわかる音がスタンド席まで聞こえてくるので、臨場感も楽しむことができます。
TEAM STORE
球場内に入れた人しか入店できないのが、レッドソックスのオフィシャルストア「TEAM STORE」です。
その辺のお土産屋さんに売っているのと違い、こちらではレッドソックスの公式グッズ、ライセンス商品しか扱っていません。
他のアパレルブランドとのコラボ商品や期間限定商品もあるので、お土産探しにも最適なショップです。
試合後には混み合うので、試合前にじっくり見るのがオススメです。
帽子やTシャツなどのレッドソックスグッズをここで購入して、それを身につけてレッドソックスファンに変身してから観戦するのも楽しいです。
帰りはそのまま着て帰りましょう。
パーク史上最長ホームランが飛んで来た赤いシート
Lansdowne Stのメインゲートから入場し、スタンド席に上がるなら、ライトフィールドのブリーチャー席にある赤いシートを見てからがおすすめ。
1946年6月9日の試合で、Ted Williamsという選手が打った、フェンウェイパーク史上最長のホームラン(153m)が落下したシートです。
この席からバッターボックスを見ると「うそっ!めっちゃ遠いっ!」と実感するはずです。
ビール&フードを楽しむ
ゲートからパーク内に入ると、フードスタンドがずらっと並んでいます。
クラムチャウダーやロブスターロールなど、ちょっと高級な球場メシを売っているスタンドもあり、アメリカの球場の定番フードが楽しめます。
フードスタンドのホットドッグ
フードスタンドの名物は、なんといってもこのフェンウェイフランク。
なんてことはない、ごくごく普通のホットドッグですが、これとビールが球場メシの定番中の定番。みんな購入しています。
フードをゲットしたら、いよいよスタンド席に上がります。
ビールバー
スタンド席に上がると、今度はビールバーがたくさんあります。
サミュエル・アダムスやロード・ホーボーなど、ニューイングランドクラフトビールの生ビールが楽しめて、これを目当てに来場するボストニアンも多いのだとか。
野球に興味がない人は美味しいビールを飲みにくるのを目的にしてもいいかもしれません。
フェンウェイ名物のホットドッグとビールをゲットしたら、あとはレッドソックスを応援するのみ。
踊ったり歌ったり、日本人選手の応援のボードを出していたりすると、このオーロラビジョンに映るかもしれません。カメラで抜かれた観客が狂喜乱舞する姿も見ものです。
試合前には国家の斉唱があります。
どんなシンガーが歌っても、自分がアメリカ人じゃないのに毎回鳥肌が立つほど感動しますので、試合前からスタンド席で準備しておくのがオススメです。
コンサート&イベントを楽しむ
フェンウェイパークの楽しみ方は野球だけではありません。
音楽好きな人が多いボストンでは、球場コンサートを楽しみにしている人も多いです。
フェンウェイパークのコンサート
フェンウェイパークでのコンサートは、小さい球場なのでアリーナ席はもちろん、スタンド席からもアーティストが近く感じられるのが魅力です。
毎年、大物アーティストがたくさんライブをやっているので、今シーズンにフェンウェイパークで行われるコンサートはこのサイトでチェックしてみてください。
Fenway Park Concert Schedule 2022-2023
House Of Bluesのライブ
フェンウェイパークのメインゲートのすぐ前にある「House Of Blues」は、ニューイングランド地方では最大級のライブハウスです。
普段はレストランバーとして営業しているので、ライブがない日は普通に食事やお酒も楽しめます。
ボストンでライブハウスに行ってみたい!という人は、フェンウェイパークのすぐ前にあるハウスオブブルースを観てみるのがオススメです。
公式サイトはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フェンウェイパークは野球が好きでなくても、家族やご夫婦で楽しめるスポットです。
野球の試合はもちろんですが、イベントやコンサートなどで常に賑わっているフェンウェイパークですので、ぜひ滞在中に行ってみてください。
では、素敵なボストン駐在生活を!