ボストン駐在妻のLittlepondです。
2018年より夫の転勤でマサチューセッツ州ボストン郊外に住んでいます。
今回の記事では「ボストンと言えばダンキンドーナツ」のクインジー(Quincy)1号店をご紹介します。
アメリカ中にあるダンキンドーナツはボストンが発祥地。
ボストン市内はもちろんマサチューセッツ中にあるダンキン。スタバよりも、日本の都会のコンビニよりも多いんじゃないかってくらいボストンはダンキンだらけ。
あのクリスピークリームドーナツもマサチューセッツの「ダンキン圧」に押されて進出できない?と言われるくらい、ニューイングランド人のダンキン愛は熱いのです。
ボストンに住んだら、毎日のように目にするはずのダンキンドーナツ。その1号店はこちらです。
クインジー1号店は1950年創業
ダンキンドーナツの1号店はクインジー(Quincy)。
グーグルマップはこちら
https://maps.app.goo.gl/sjVxHLU6LEnTqd546
在住歴が長い日本人は「クインシー」ではなく「クインジー」と発音します。
インスタ撮影用?に「1950年創業」の看板まで用意されています。
戦後すぐからここに店舗があるのか〜としみじみしてみましょう。ダンキン愛の強いボストニアンたちは、若い子たちもここで撮影しています。
Site Of Originalの銅板(看板)にある、創業当時の店舗の写真。店舗の前に停まっている車が1950年代のバリバリのアメ車たちです。
ダンキンと言えばオレンジ色とピンク色のロゴが有名ですが、1号店は駐車場の車留めまでカラーリングされていて、オリジナル店のプライドを感じます。
店内のIconヒストリーは必見!
店舗内にはダンキンドーナツのアイコン(ロゴ)の歴史が展示されています。
70年以上の歴史のなかで、これだけロゴが変わってきたようです。1950年代の初代アイコンから、それぞれの年代らしいロゴが並んでいて「ほほ〜」と感心。
イートインスペースの壁は、1950年代の創業時の写真が一面に飾られています。
ダンキンってここから始まったんだな〜と、またしみじみしながらドーナツをいただきます。
クインジーの1号店にはカウンター席もあり、アメリカ人のトラック運転手っぽいオジサンや近所の自動車ディーラーのメカニックさんみたいなおにーさんが来て、ドーナツとコーヒーを注文してサクッと食べて出ていきます。
ダンキンは肉体労働をする人たちにとっても、疲れた体に甘いものを補給するための「インフラ」として欠かせない存在。
70年以上前から、ニューイングランド人にとって大切なお店なのもよくわかります。
味は普通のダンキン
1号店だから何か限定メニューや特別なドーナツがあるのかと思いきや、ラインナップはごくごく普通のダンキンと同じでした。
しかし、定番ドーナツを食べながら「ここが1号店か〜」と感慨深くなれるスポットです。
クインジーには中華・ベトナム・韓国などのレストランや、H Martのクインジー店、Kam Man Foodsなど中華系の大きなスーパーマーケットなど、アジア人なら楽しめるお店もたくさんあります。
お買い物のついでに、ダンキン1号店にも立ち寄ってみてください。