ボストン駐在妻のLittlepondです。
アメリカ西海岸のポータルサイト【ロサンゼルスタウン】【サンディエゴタウン】でコラム【駐在妻的米国生活】を連載中の駐在妻ブロガーです。
海外在住日本人のサポートサービス「ロコタビ」の【ボストンエリアNo.1ロコ】としても活動中です。
今回は「ボストンと言えばナンタケットバスケット」という皆さまへ、ナンタケット島への行き方や、島内で伝統工芸品のバスケットが見られる場所をご紹介します。
ボストン滞在中にナンタケットへお出かけになる皆さんの参考になれば嬉しいです。
ボストンからナンタケット島への行き方
ボストンからナンタケット島へ行く場合は「スティームシップ・オーソリティー」というフェリーを利用します。
フェリーターミナルはハイアニスにあります。
グーグルマップはこちら
https://maps.app.goo.gl/xBSjGKzt8s7aEzXR7
当日、フェリーターミナルのカウンターでチケットも購入できますが、夏場はチケットが売り切れてしまうことも多いので、事前にオンライン購入がおすすめです。
チケットやフェリーのスケジュールはこちらのサイトから
https://www.steamshipauthority.com/visitors/nantucket
ナンタケット島に出ているフェリーは2種類あります。
【高速船(High Speed Ferry)】
所要時間(ハイアニス⇄ナンタケット):約1時間
乗れるのは人のみ
早く到着したい!という人には高速船がおすすめ。
海の上を高速でカッ飛んでいく船ですので多少は揺れます。
【蒸気船(Steam Ship)】
所要時間(ハイアニス⇄ナンタケット):約2時間15分
乗用車の積載OK(別料金)
車やトラックも積める大きな船体なので、ほとんど揺れません。
車も持っていきたい人や、ゆっくり船旅を楽しみたい人におすすめ。
フェリーターミナルには駐車場がありませんので、自家用車でターミナルに行き、人だけがフェリーに乗る場合は周辺で駐車場を探します。
ターミナルでも案内してもらえますが、時期によってはめちゃくちゃ遠い駐車場を案内され、シャトルバスでターミナルに戻らなければいけないので、民間の駐車場を周辺で探すのがおすすめです。
こちらが比較的ターミナルから近め(徒歩圏内)です。
https://maps.app.goo.gl/sv27Xo1ZLB4tM9Qb7
周辺の駐車場は料金をアプリで払うところが多いので「SPOT HERO」などのアプリをダウンロードしてクレカを登録しておくのがおすすめです。
SpotHero | Get Everywhere Easier | Reserve Parking and Save
フェリーからの景色はこんな感じです。
フェリーを降りたら、すぐに街が広がるナンタケット島。
ターミナルからは徒歩でバスケットや観光スポットを見てまわれます。
博物館でナンタケットバスケットを見る
ナンタケット捕鯨博物館
グーグルマップはこちら
https://maps.app.goo.gl/QDgtDHyXMRdR2eAz9
フェリーを降りたら歩いてすぐの捕鯨博物館(Nantucket Whaling Museum)。
「地球の歩き方ボストン」にもナンタケット島のページで紹介されています。
捕鯨博物館は、ナンタケットで捕鯨が行われていた時代、鯨油を原料にしたろうそく工場だった建物(Hadwen&Barney Oil & Candle Factory)がミュージアムになっています。
捕鯨にまつわる展示物も見応えがありますが、実はナンタケットバスケットもたくさん展示されています。
ナンタケットバスケットを日本へ紹介した第一人者として、日本人のバスケットファンには超有名な八代江津子さん(Etsuko Yashiro)の作品が主に展示されています。
「地球の歩き方」には載っていませんが、八代さんファンなら必見スポットです。
博物館に展示されている作品は購入することはできません。
実際に売っているナンタケットバスケットを見たいなら、博物館のミュージアムショップを覗いてみるのがおすすめ。
こちらの捕鯨博物館だけでなく「ナンタケット・ライトシップ・バスケットミュージアム」も見たい人は、博物館の受付で「All Access Pass」を購入しましょう。
捕鯨博物館の受付でチケットを購入すると「All Access Passにする?」と聞かれます。
このパスがあれば、捕鯨博物館にプラス
・Friends Meeting House
・Hadwen House(ライトシップ・バスケットミュージアム併設)
・Greater Light
・Oldest House
・Old Jail
・Old Mill
以上のナンタケット観光スポット(歴史的建造物)も見学することができます。
ナンタケット・ライトシップ・バスケットミュージアム
もう一軒、ナンタケット島でバスケットを観るならはずせないのが「ナンタケット・ライトシップ・バスケットミュージアム」です。
以前は他の場所にありましたが、現在は「ハドウェン・ハウス」内に移転しています。
捕鯨時代の大金持ちで、捕鯨博物館の建物をろうそく工場として所有していたハドウェン氏の家「Hadwen House」の館内にあります。
グーグルマップはこちら
https://maps.app.goo.gl/1wqAHfRXFQPBHYzh8
ハドウェンハウス館内にはバスケットだけでなく旧い地図や家具の展示もあります。
バスケット作品だけでなく、歴史や作り方、パーツの一つ一つの素材なども解説している、かなりマニアックなミュージアム。
バスケットファンにはたまらない展示物ばかりで、時間が経つのをすっかり忘れてしまいそうな空間です。
ショップでナンタケットバスケットを見る
Sylvia Antiques
ナンタケット島の大通り「Main St」沿いにはギフトショップ(お土産屋さん)が並び、バスケットを置いているお店がたくさんあります。
お土産屋さんではなく、がっつり「ナンタケットバスケット専門店」で見たいお客さんがダントツで多いのが「Sylvia Antiques」です。
グーグルマップはこちら
https://maps.app.goo.gl/HuwyftG3vRycspA17
公式サイトはこちら
Nantucket Island | Sylvia Antiques
実際に購入しているお客さんも多いショップですが、プライスタグを見るだけでビビってしまう庶民の皆さまは、作品に触らず見るだけにしておくのがおすすめです。
ナンタケットはバスケット以外は何がある?
バスケットが見られるスポットばかりをご紹介しましたが、ナンタケット島はバスケットだけではありません。
ナンタケット島内にある家やお店などの建物は薄墨色(Grey)が基本。
「The Little Grey Lady of the Sea」(海に浮かぶグレイの貴婦人)というニックネームがあるナンタケットでは、この薄墨色の街並みを歩くのも楽しみの一つです。
また、ナンタケットにはサンカティヘッド灯台、グレートポイント灯台、ブラントポイント灯台の3つの灯台が観光スポットになっています。
フェリーターミナル周辺でレンタル自転車を借りて向かう観光客がたくさんいます。
ナンタケット島の海辺の住宅街や、旧い建物を見ながらじっくり自転車でまわっても、1日あれば十分だそうです。
ナンタケット島のお役立ち情報
ナンタケット・ビジターセンター
ナンタケット島のセンターにあるビジターセンターでは、観光地の案内やバスツアーの予約をしてくれて、地図やパンフレットなども無料でもらえます。
https://maps.app.goo.gl/ifW4ceiGspg87qna8
WAVEバス
5月から9月頃までなら、島内の主な観光スポットを巡回する「WAVEバス」があります。9つのルートを利用すれば、ほとんどの観光地に行けます。
The Wave | Nantucket Regional Transit Authority
Nuntucket Island Tour「シグネチャーツアー」
ナンタケットアイランドツアーが主催する「シグネーチャーツアー」では、スコンセットビーチやサンカティヘッド灯台などをバスで連れて行ってもらえます。
集合はビジターセンター前で、ガイド兼ドライバーさんが運転しながらツアーをしてくれます。
私が参加したときはめちゃくちゃしゃべるガイドさんで英語も早口でしたが、すごく優しい黒人のおにーさんでなかなか楽しかったです。
Signature Tour – Nantucket Island Tours
いかがでしたでしょうか?
ボストン滞在中にナンタケット島へ行く皆さんの参考になれば嬉しいです!