ボストン駐在妻のLittlepondです。
2018年より夫の転勤帯同でマサチューセッツ州ボストン郊外在住です。
この「ボストン駐在妻の便利帳」では、私がボストンで駐在妻として生活を始めて「こんなことを渡航前に知っていたら、ボストン生活がもっと楽しくなったのにな〜」と思うことを記事にしているブログです。
今回は「ボストンでお刺身が買えるのか?問題」を解決できるお店リストです。
シーフードが美味しいニューイングランドでは、日本より美味しいお刺身が手に入ることもあります。間違っても地元のアメリカ系スーパーのこんなお寿司だけで満足してはいけません。
米国系スーパーの鮮魚売り場も、刺身グレードは基本的に扱っていないので、こういったお魚は「加熱調理」が基本です。
なんか、思ってたんと違う〜!
ウチが食べたいのはこんなんじゃなくて「お刺身」なの〜!
そんな皆さま、安心してください。
ボストンで新鮮なお刺身が買えるお店はこちらです。
New Deal Fish Market
ボストン市内近郊で昔から日本人がよく利用しているのが、このニューディールマーケット。
ここがボストン駐在妻的には、コスパ、美味しさともにピカイチだと思います。
柵では売っていないので、基本的には切り身の量り売りです。4人家族でマグロとサーモンを買って手巻き寿司パーティーをするなら、ハーフポンドずつでも多いくらいです。
いくらや刺身用のホタテもあり、これがとっても美味しいです。白身魚が好きなら、ハマチや鯛(Cod)もあり、冬はとくに脂がのっていて食べ応えもあります。
日本で食べるよりも美味しいんじゃない?と思えるクオリティーのお刺身が、シーズンによって続々と入荷しているので、ここは駐妻的にはイチオシの魚屋さんです。
Maruichi
ボストン駐在妻御用達の日本食材店、マルイチでもお刺身が売っています。
マルイチ ブルックライン店
マルイチ アーリントン店
マルイチはさすが日系スーパーマーケット。お刺身は日本のような「柵」で売っています。
こちらも、ウニや甘エビなど、日本人なら寿司ネタとして欠かせない商品もたくさん売っていますので、美味しい刺身が食べたくなったら日本人が駆け込むお店です。
お弁当コーナーには、ロール寿司や海鮮丼も売っています。
Ebisuya
メッドフォードにある、日本食料品店の老舗といえば、こちらのえびすや。
ボストンには数少ない日系食料品店ですので、もちろん旬な魚がお刺身で売られています。
また、えびすやさんの魅力は、なんといっても握りたてのお寿司がオーダーできること。
こちらのカウンターで用紙に記入しオーダーすると、買い物が終わるまでにお寿司を握っておいてくれて、レジで一緒にお会計ができます。
サーモン巻き、鉄火巻きなどの定番ロールはもちろん、マグロやハマチなどの握り寿司もオーダーできます。
現在はカウンター前テーブルもアフターコロナで復活しているので、土曜の日本語学校が終わると日本人ファミリーで混み合います。
和食レストランが少ないボストンで、そんじょそこらの中途半端な(日本人が握っていない)SUSHIレストランよりも、えびすやさんの寿司カウンターでオーダーする寿司の方がはるかに美味しいと思います。
お寿司を買いに行くなら、平日が穴場です。
SAKANAYA
日本人が比較的多いニュートンで、駐在妻が御用達のお店がこちらのSAKANAYAさん。
こちらも柵でお刺身が買えるので、日本人的にはありがたいお店です。
さらにSAKANAYAさんでは干物や、一品おつまみも日本のような小さい容器で売ってくれるので、おウチで居酒屋パーティーをしたいときにはもってこいのお店。
貝ひもやイカ、タコなどの「酒のつまみ」は季節によって変わりますが、行くたびに「どんなお刺身やおつまみがあるかな〜」と冷蔵庫を覗くとワクワクします。
Reliable Market
サマビルにあるリライアブルマーケットも、古くからある韓国&日本の食料品店。
ここも店舗奥に大きな刺身売り場があり、SASHIMIグレードのお魚がたくさん売っています。
こちらもさすがはアジアンマーケット。魚が好きなアジア人のニーズをよくわかっているので、アメリカ系スーパーには売っていない種類の魚も充実しています。
また、リライアブルマーケットはボストン界隈でも日本酒と焼酎がたくさん置いてあるので、日本酒好きの日本人が通う店でもあります。
日本のお酒と、美味しいお魚をゲットするには最適なお店です。
H Mart
ボストン近郊に2店舗ある、韓国系スーパーのH Mart。
日本人が多いケンブリッジのセントラルスクエア店はこちら。
H Martのセントラルスクエア店には刺身コーナーがあり、そのまま食べられるように切ってあるパッケージもあります。
ポンドあたりのお値段はお高めですが、切るのも面倒臭い、そもそも刺身がおろせる包丁を持っていない、という人にはおすすめです。
H Martは郊外のバーリントンにも店舗があります。
H Martのバーリントン店は、ケンブリッジの店舗よりもお値段が安め(郊外価格)で、キレイにうすーくおろしたものではなく、柵やぶつ切りのお刺身グレードが売られています。
H Martは手巻き寿司パーティーにぴったりな切り身や、イクラ、トビコもパックで売っています。
もちろん、定番のマグロやサーモンも充実していて、がっつりお刺身食べたい日にでかけてみるのをおすすめします。
Wegman's
ボストン界隈のアメリカ系スーパーマーケットで、日本人的にはまあまあOKかな〜と思える刺身が買えるのがウェグマンズ。
ウェグマンズ(Wegman's)のボストン近郊店舗はこちら
メッドフォード店
チェスナットヒル店
バーリントン店
ネイティックモール店
ウェグマンズはアメリカ系スーパーでは珍しく、SUSHIコーナーで刺身が売っています。
日本人が好き、というよりアメリカ人が好きなSUSHIっぽい商品が多いのですが、それでも柵で刺身を売っているのは米国系スーパーではたいしたものだと感心します。
ウェグマンズの刺身は基本的には冷凍だそうですが、その解凍技術はなんと日本から導入されているそうです。
アメリカで魚の切り身を買うと、冷凍してあった魚はドリップ(汁)がたくさん出ますが、ウェグマンズの刺身はドリップがぜんぜんないので、不快感がありません。
握りやロールはシャリがちょっと硬いときがありますが、手軽にお寿司が食べたいときにはウェグマンズも使えるスーパーマーケットの一つです。
いかがでしたでしょうか?
ボストン近辺で、刺身グレードのお魚が買えるお店をご紹介しました。
ボストンへお引越しされてお刺身が食べたくなったら、こちらの記事が参考になれば嬉しいです。