ボストン駐在妻のLittlepondです。
今回はボストン駐在ファミリーが滞在中に一度は行ってみてほしい、りんご狩りスポットの「Parlee Farms」をご紹介します。
マサチューセッツの秋の味覚といえば、りんご。ちょっとボストン郊外へ行けば、9月から10月はりんご狩りができる農園がたくさんあります。
秋の空気を感じるようになると、ご近所やお友達からは「今年はもうアップルピッキング(りんご狩り)行った?」と、季節の挨拶か!ってくらい話題になります。
そこで、マサチューセッツでのりんご狩り初心者、日本でもそんなにりんごなんて狩ったことはないよ、とおっしゃる皆さまに、おすすめしたいのがパーリーファームズです。
家族で行っても、ご夫婦で行っても、りんごを狩る以外に楽しめる食べ物やアクティビティがたくさんあるファームです。
ボストン市内からは50分ほどのParlee Farms
ちょっと郊外に行けば、大自然が広がるマサチューセッツ州。州都のボストンから50分ほど北へ行ったTyngsboroughという街にあるのがパーリーファームズ(Parlee Farms)です。
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まずはりんご農園でりんご狩りを楽しむ
到着したら、まずはりんご狩り用の袋を購入します。
2022年秋の価格は、10ポンド用が28ドルで4人まで、20ポンド用が38ドルで6人までの入場が可能でした。
さらに、こちらのヘイライド(トラック)でりんご農園まで連れて行ってもらえるのですが、チケットは1人1ドルです。
パーリーファームズのりんご農園は週や月によってりんごが狩れる木が変わります。
ヘイトラックを降りるとスタッフが採ってもよい木を案内してくれて「その場で食べてもいいけど、食べ残しはゴミ箱にちゃんと入れるように!」という注意があります。
が、さすがアメリカ人、そこらじゅうで食べかけをポイしちゃってます。
そして、いざりんご狩りスタート。ここではひたすら味見をして、狩るに徹します。
品種はアメリカのスーパーでよく見かけるジョナゴールドやハニークリスプ、マッキントッシュなどや、日本のふじ(Fuji)やむつ(Mutsu)も人気。
スノースイート、クリムゾンクリスプといった、スーパーで見かけないような品種もあります。
このように、りんごの木には品種の表示があるので、確認してから採りましょう。
10ポンドや20ポンドの袋も、あっという間にいっぱいになります。
あとで食べようとしても見分けがつかないことが続出するので、どの辺りにどの品種を入れたかはちゃんと覚えておきましょう。
りんご狩りが終わったら、またヘイライド(トラック)が来る場所まで戻り、巡回しているトラックに乗ってまたエントランス周辺へ戻ります。
りんご狩りの後のお楽しみは?
トラックを降りるのは、ファームの売店やお土産屋さんが入った棟の前です。
ここの売店では、温かい100%りんごジュース(ホットアップルサイダー)や、アップルサイダードーナツ(りんご果汁入りのドーナツ)がおすすめです。
さらに、パンプキン農場や小さな動物とのふれあいスペースに向かう途中には、イートインスペースがたくさんあり、この焼きコーンには長蛇の列ができています。
日本人なら焼きもろこしにはやっぱり醤油、と思うのですが、このバターの香りも食欲をそそられるので、ついつい食べたくなってしまうのです。
この他にも季節によっては、フードトラックでハンバーガーやホットドッグも売っていますが、あくまでも軽食程度なので、しっかりランチを食べたい方は、自宅から持って行っても良いかもしれません。
売店の奥にはパンプキンと花のポンド売りスペースが広がっています。
2022年のお値段は、パンプキンがポンドあたり85セントでした。
10月はお花もまだまだ多く、ひまわりもこんなにまだたくさん咲いていました。
そして、ヤギやうさぎなどの小動物に餌をあげられる、ふれあい動物園的なスペースもあります。
いかがでしたでしょうか?
10月はすでに中旬には紅葉も真っ盛りで、マサチューセッツの短い秋を堪能するにはもってこいのシーズンです。
マサチューセッツ・ボストンにいらして「もう今年のアップルピッキングは行った?」と言われたら、週末はこのパーリーファームズに出かけてみてはいかがでしょう?