ボストン駐在妻の便利帳

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ボストン・マサチューセッツ州の運転免許をスムーズに取る方法!

 

ボストン駐在妻のLittlepondです。

2018年より夫の転勤でマサチューセッツ州ボストン郊外に住んでおります。

 

これからアメリカ・MA州へ来る皆さんに現地情報などをお伝えしているこのブログですが、今回は「マサチューセッツ州での運転免許」について、最大限わかりやすく説明します。

 

これを読んでいただければ、ボストンへ赴任・駐在を始めてすぐに、運転免許がスムーズに取得できるはずです。

 

 

 

 

仮免許(Learner's Permit)の取得方法

アメリカの陸運局

運転免許はRMV(陸運局)で仮免許試験を受けるところから

 

マサチューセッツ州では日本の運転免許をアメリカの免許へ切り替えできません。

1年以上滞在する予定であればMA州の免許を取得します。

 

運転免許を取ろうとしたら、まず仮免許(Learner'sPermit)から受験します。

陸運局 (Registry of Motor Vehicles )「通称RMV」筆記試験を受けます。

(予約は必要なく、書類を直接持参して受験するか、オンライン受験もOKです)

 

必要書類

 

■申請フォーム(RMVのオフィスでもらうかRMVのHPよりダウンロード)

https://www.mass.gov/doc/learners-permit-drivers-license-and-id-card-application/download
■SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)カード
■パスポート(生年月日・サインの証明として)
■住所が証明できる書類2種類

銀行小切手、電気・電話・ガス料金の明細などの郵便物でOK

■受験費用 $30

仮免許(Lerner's Permit)の筆記試験に不合格だった場合は払い直し。

合格するまで受験1回につき30ドル必要です。

 

これらをすべて持参してRMVで筆記試験を受けます。

 

こちらのページの【仮免許・運転免許証・IDカードフォーム】の項目から

RMV forms and applications | Mass.gov

仮免許の申請フォームはダウンロードできます。

 

また、コロナパンデミック以降はオンラインで仮免許の受験申請ができるようになりました。

オンライン受験もこちらのページから申請できます。

 https://www.mass.gov/how-to/apply-for-a-passenger-class-d-learners-permit

 

 

筆記試験の内容

学科試験はDriver's manuals | Mass.govから出題されます。

こちらのドライバーズマニュアル第1章から第6章までと交通標識には必ず目を通しておきましょう。残念ながらマサチューセッツには日本語のドライバーズマニュアルはありません。

 

RMVで筆記試験の流れ

・試験ルームのディスプレイで質問に回答。

25問中18問を正解した時点で自動的に終了。

・英語・日本語どちらでも受験OK。試験開始時に言語は選択できます。

・言語は途中で切り替えもOK。

 

 

路上試験(Road Test)の受験方法

アメリカの路上試験

仮免許を受験したRMVで路上試験を受けます

筆記試験に合格したらその場で仮免許(Lerner's Permit)がもらえます。

次はRMVで路上試験(Road Test)の予約をします。

 

必要書類

 

路上試験(Road Test)を申し込みには以下の書類を用意します。

 

■仮免許(Lerner's Permit)

■アプリケーションフォーム(Aprication Form)

 

仮免許の申請フォームと同じこちらのページの

【仮免許・運転免許証・IDカードフォーム】の項目から

路上試験の申請フォームもダウンロードできます。

RMV forms and applications | Mass.gov

 

 申し込み方法

これらの書類をプリントして記入し、RMVで直接予約をするか

Schedule your road test | Mass.govからオンラインで申請します。

 

(コロナ以降、こちらもほとんどオンラインで行われています)

 

続いて試験料(ライセンス料$50+ロードテスト費$35 合計$85)を支払います。

こちらのページからオンラインで支払いOKです。

Pay your road test and/or driver's license fees | Mass.gov

  

RMVで路上試験を受ける条件

しかし!ご注意ください!

直接RMVで路上試験(ロードテスト)を申し込む場合、以下の条件があります。

 

・21歳以上運転歴1年以上のスポンサーを同乗させる

・手引きパーキングブレーキの車を持ち込む

 

この条件をクリアできる人のみ、RMVの公式サイトで路上試験が申し込めます。

 

スポンサーは、路上試験(ロードテスト)の際に、後部座席に同乗します。

とくにやることはありません。試験を受ける人をただ座って見守るだけです。

 

 

 

ロードテストは教習所がおすすめの理由

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このサイドブレーキ(パーキングブレーキ)の車でないと路上試験に使えない

 

RMVでロードテストを直接申し込むと、同乗させるスポンサーと、手引きのパーキングブレーキ(サイドブレーキ)が付いた車両を用意しなければいけません。

 

今どきの車は電子式が多く、ポチッとボタンを押すだけでブレーキがかかってしまうので、この「手引きタイプ」の車を持っている人を探して、車を貸してくれるようお願いするだけでも一苦労です。

 

しかも路上試験は、RMVで申し込んでから最低でも1ヶ月以上はかかります。

 

こんな条件があるので、ボストンで駐在員生活を始めたばかりのファミリーにはひじょーに面倒くさいのです。手引きのパーキングブレーキの車を貸してくれて、同乗スポンサーになってくれる人を見つけられる方が奇跡かもしれません。

 

そこで、日本人駐在員がよく利用するのが教習所でのロードテストです。

 

教習所での路上試験では、以下を提供してくれます。

 

・路上試験に適合する車両(手引きパーキングブレーキの車)

・RMVから派遣された教官によるロードテスト

・運転免許証の郵送(RMVに受け取りに行く必要がない)

 

Lerner'sPermit(仮免許)が取れた時点で、教習所のサイトから申し込めます。

 

私はボストン郊外にあるこちらの教習所のロードテストプランを利用しました。

 

 【Agganis Driving School】

https://www.agganis.com/classes-and-road-tests/drivers-license-test/

 

教習所での路上試験の料金は当時$159かかりました。(現在の料金やプランの詳しくはHPをご覧ください)

 

試験料(ライセンス料$50+ロードテスト費$35 合計$85)は別で支払いが必要です。

こちらのページからオンラインで支払いOKです。

Pay your road test and/or driver's license fees | Mass.gov

 

 

教習所のウェブサイトからアプリケーション(申し込み)をすると、日時や場所、必要な書類などの連絡がメールで送られてくるので、それに従います。

 

教習所での路上テストに合格すると、ペーパーの免許証(60日有効)に教官がサインと日付を入れてくれて、本免許証が届くまでその日から運転できるようになります。 

 

MA州内の教習所であればほとんどロードテストプランがあり、料金は教習所によって違いますが、同じ内容で路上試験を受けられます。

 

マサチューセッツ州でスムーズに運転免許を取りたい方には教習所がおすすめですよ。

 

 

これからボストンへ赴任・駐在される方のお役に立てば嬉しいです。

 

 

マサチューセッツ州の自動車運転免許の詳しい内容は、

こちらのRMV公式ウェブサイトをご参照ください。

www.mass.gov 

 

 

 

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